小春日和と栂並木
本日2020年12月13日(日)11時、北陸自動車道の「上市スマートIC」が開通しました。
今年、私も何かと訪れる機会が増えた富山県の東南部に位置する町、上市(かみいち)。
立山連峰の名峰、剱岳(つるぎだけ)のまさにふもとにあります。
剱岳には、かの弘法大師が草履1000足(3000足、6000足とも)を費やしても登頂できなかった、
という言い伝えもあります。
不動明王が本地仏。上市は、山岳信仰と修験によって発展した町です。
これまで私のブログでも何度か紹介させていただきましたが、交通も整備されてアクセスもよくなりました。
より多くの皆様に訪れていただければいいなと思っています。
さて、今日の富山は冷たい雨が断続的に降っていました。
明日はいよいよ雪まじりか、という天気予報です。
一週間経つのは本当に早いものですが、先週末、再び上市を訪れました。
この日はまさに小春日和。あたたかい一日でした。
今回の目的地は眼目山・立山寺(がんもくざん・りゅうざんじ)。
曹洞宗の名刹で1370年、大徹宗令禅師による創建です。
上市、そして富山が誇るパワースポットで、近年は森林浴で癒されるという森林セラピーでも有名に。
2018年に公開された岡田准一さん主演の映画『散り椿』のロケ地としても脚光を集めました。
参道の栂(とが)並木が本当に印象的なのです。
参道を300mほど進むと、左手に本堂へと続く総門が見えてきますが、
参道のさらにその先には山道が続いており、探検してみることにしました。
アップダウンのある山道が続きます。山間なので肌寒いかと覚悟してきたものの、汗をかいて上着を脱ぐほど。
道はこの眼目山立山寺の開山にまつわる「坐禅石」へと続いていました。
どうぞ、スニーカーでいらっしゃることをおすすめいたします(笑)
夕刻の剱岳。
本当に見事なパノラマが広がっていました。
帰路、偶然にもこの光景に出会い、思わず車を止めて撮影したのです。
拙い写真でその魅力をお伝えできないのが本当に残念ですが・・・