掌におさまる宇宙

 

 

真ん中のうずのような文様に心惹かれて手に取りました。

調べてみると、太陽の文様なのだそうです。なるほど、たしかに。

月をモチーフにした武蔵野の小皿は古九谷(吸坂)にあるけれど

太陽そのものを主題とした作品は日本にあったかな・・・と思い返します。

そういえば中国や朝鮮ではどうだったかな・・・

もしかしたら、南国タイの人々ならではの発想かもしれません。

 

手のひらにおさまるサイズの器に、いい具合に太陽があります。

なんだか不思議な気分です。

ひょっとして、太陽のまわりに見える何重もの円は、太陽系の惑星の軌道では?

人々の宇宙観があらわされているのでは?

などど想像がふくらみます・・・

 

 

2019年01月16日